横浜高校OBで打線組んだ

横浜高校OBで打線組んだ

横浜高校のOBで打線を組んでみた

学校のOBで打線を組んだらどこが強いか。西の雄をPL学園とするならば、東の雄は横浜高校になるだろう。という先入観バリバリのまま調査開始。さて、どんなチームに仕上がるでしょう。

Wikipedia:横浜高等学校出身の野球選手

横浜高校ドリームチーム

# P PLAYERNAME T Y AVG HR RBI SB OPS
1 石川雄洋 10 .294 0 18 36 .685
2 近藤健介 15 .326 60 6 .872
3 鈴木尚典 97 .335 21 83 11 .945
4 筒香嘉智 De 09 .322 44 110 0 1.110
5 多村仁志 04 .305 40 100 10 .987
6 福田永将 19 .287 18 66 0 .877
7 愛甲猛 89 .303 13 65 8 .810
8 小池正晃 05 .243 20 53 0 .747
9 阿部真宏 16 .291 6 43 6 .756
SP 松坂大輔 西 99 16W 5L   151K E2.60
SP 涌井秀章 西 09 16W 6L   199K E2.30
SP 成瀬善久 07 16W 1L   138K E1.81
SP 柳裕也 19 11W 7L   146K E3.53
SP 高橋建 01 10W 8L   132K E4.27
SP 若林忠志 44 22W 4L   45K E1.56
RP 中田良弘 90 10W 7L 6S 58K E3.51
CL 横山道哉 04 4W 5L 28S 54K E3.39
(共通事項)T=所属、Y=年、赤文字=リーグトップ
(打者成績)AVG=打率、HR=本塁打、RBI=打点、SB=盗塁
(投手成績)W=勝利、L=敗戦、S=セーブ、K=奪三振数、E=防御率

 

横浜高校 応援用帽子

チーム考察

1番から順に。石川雄洋、長打力不足ではあるものの抜群の機動力と小技にも長けているスピードタイプのチャンスメーカー。セカンドには超レジェンドの苅田久徳も控える。続いて2番はこの打順でお見かけすることはあまりないが、天性のアベレージヒッター近藤健介を置いた。なお成績は58試合マスクをかぶった2015年を採用。ただその年の盗塁阻止率は.194と低く、近年は外野での出番が多い。他のキャッチャー候補は、80年代に南海で捕手として活躍した吉田博之で決まりだろう。盗塁阻止率も正捕手の時期では3割中域と悪くない。

クリーンナップは打率・長打を兼ね備えている。鈴木尚典筒香嘉智多村仁志は3人ともベイスターズの中心選手であり横浜ファンにはたまらない並び。さらに中日のロマン砲・福田永将はパンチ力が魅力で、コンバートの結果、一塁・三塁・外野・捕手、さらには二塁まで経験したのも強みか。甲子園の優勝投手でもある愛甲猛はシュアな打撃だけではなく、ゴールデングラブ賞の守備力と1990年には15盗塁するなど脚力も併せ持った選手。ファーストの候補にはゴメス・後藤武敏もいる。

外野の残り1枠は小池正晃。打率こそ.250を切るが20発のパワーとリーグトップの37犠打を記録するなど異色のタイプ。盗塁0であるため、その代走には1981年に盗塁王(34個)に輝いた青木実や、俊足堅守の荒波翔が外野手として控える。

ショートには倉本寿彦もいたが実績で上回る阿部真宏をチョイス。

投手陣もやはり豪華。松坂大輔のイメージが一番強いが、涌井秀章成瀬善久とエース級を揃え、「七色の変化球」の若林忠志という超レジェンド投手が控えている。

全体を通して横浜DeNAベイスターズ(またはその前身球団)が獲得するケースが多く、強い地元志向がみられる。かの松坂大輔の希望球団も横浜ベイスターズと噂され、ドラフト抽選の瞬間の沈んだ表情は記憶に残っている。